今週号のビックコミックスピリッツ

つうか、『気まぐれコンセプト』だな。
いや、「アキバ系の人たちは、萌え対象を○○タンと呼ぶらしい。じゃあきっと中央アジアの国(○○スタン)を見ると萌えまくりだね!」というネタだったのだが、諸賢にはご存じ通り、すでにオタク陣営は「あふがにすタン」「ぱきすタン」(ノコギリヤシとセサミンの違い)を産み出しており、しかも昨今の萌えブーム以前にすでに備長炭に萌えていた(http://www.alchemist-net.co.jp/products/bincho/)。問題はここで、ホイチョイの「時代の先端に乗り遅れているところ」を笑うべきなのか、「世間の認識はそんなもの」と考えるべきかというところかと思う。って、まあ、思い返してみれば勘違いをそのまま流通させ定着させるのがホイチョイのすごさであって、ボジョレー・ヌーボーも『私をスキーに連れてって』によるスキーブームもそういうものだったかも知れない。
で、どうなるんだろうなあ。より広く知識としての「萌え」が広がってオタがより生暖かく見られるのか、びんちょうタンのようなものまで「かわい〜これが萌えってやつ〜」とか言われてひろまり、その光景のおぞましさにオタがげんなりしている間に流行終了→市場は蕩尽の後の荒廃へ(例:現在のスキー場)。
なにこのディストピアSF。SF?