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霞ヶ関ウォッチャーは楽しいだろうなあ

 その意味では、対立の引き金を引いたのは小池氏だった。6日に西川徹矢防衛省官房長(60)に対し、9月から守屋氏の後任次官になるよう言い渡し、省幹部人事を相談した。「次官在任が長すぎると組織がだめになる」との思いがある一方で、イージス艦の情報流出事件の対応を念頭に、警察庁出身の西川氏に白羽の矢を立てたという。

 ただ、小池氏が塩崎氏に根回しをした形跡はなかった。さらに、守屋氏に退任を言い渡したのは翌7日朝。「事前に伝えて欲しかった。許せない」と守屋氏は激しく反発、西川氏を「恥を知れ」と怒鳴りつけたという。


防衛次官人事で火花 防衛相の独断に官邸「相談ない」(強調は引用者)

防衛省プロパーにしてみれば「お前らは信用ならん」といわれたも同然だから、そりゃあ反発するよなあと思いました。実際信用ならないんだからしょうがないのかも知れんけど。もっとも警察もばんばん情報流出させてるので、本当の意味で情報管理が良くなるかっていうと疑問ではある。

最近各雑誌の人事記事と、あと軍事研究の「市ヶ谷レーダーサイト」読んでないので、直近の話は分からんのですが、ちょっと前までは次の次官候補として大古防衛政策局長の名前が挙がってたと思ってたんですけどね。最近は増田好平人事教育局長まで下がってたみたい(参照)。この人は次の次とかいわれていたような記憶があります。その辺でこう、プロパー内でポストが使えて足並みが乱れちゃった状況があって、そこを外様の人と実績をあげたい大臣にうまく衝かれたんじゃないかなあと、まあこう下種の勘繰りです。

防衛省の幹部名簿はこちら
http://www.mod.go.jp/j/defense/mod-sdf/sosikizu/inner/kanbumeibo.html

ですが、略歴が分からんので、略歴見てにやにや色々考えたい場合は
http://www.mil-box.com/news/2005/20050815_2.html

こっち見たほうが楽しいと思う。

※追記

「二日に仲井真弘多沖縄県知事から防衛相に『守屋外し』の提案があり、5日に防衛相が島袋吉和名護市長に電話で受諾を伝えていた」、と今朝の2面では照屋全哲名護市議の話が伝えられています。
2年前、普天間からキャンプシュワブへの基地移設問題で守屋次官が誰もが呑めない陸上案まで出して妥協を図ったV字型沿岸滑走路案に対し、アメリカは疑問視、名護市は条件付で容認沖縄県は当初の浅瀬案を唱えて反対というのが現状です。
防衛省内部もV字型の修正は吝かでなかったようですが、守屋氏が原案に固執する余り、関係者の意見が調整されぬままここに至ります。
小池大臣と言えば、安全保障担当補佐官着任直後から普天間問題の解決に強い意欲を表明していたことで知られてますが、この先1年も「守屋政権」で二進も三進も行かないなら県や市も持たないし、日米同盟も危うくなる、そう言う総合的な判断の結果だと思うのです。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20070814

という話があったそうな。あーなるほどなあ。伊那氏の沖縄記事って評価高いから、これも信憑性の高い情報だろうなあ。「なぜ小池が」というのは、これで当たりだと思う。