さすがユダヤ人は心理学に造詣が深いというか

シャロン首相目覚めて!病室にモーツァルトや交信記録
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060112id23.htm

首相が軍の師団長だった第4次中東戦争(1973年)当時の部下は、最前線で首相が兵隊と交わした貴重な交信記録を、首相の家族に贈った。多くの兵が死んだ開戦直後に録音された交信記録で、当時の状況は首相にとり、その後も夢で見るほどの心の傷になっていた。部下は、「これを聞かせれば首相が目を覚ますと考えた」と話している。

トラウマ療法としてもあれすぎる気がしますが。俺だったらむしろ目を覚まさないほうへ覚まさないほうへと意識を持っていくと思います。辛すぎる。

なお、ニューズウィークの英語版の方に、なぜ心臓の穴が彼の脳梗塞を誘発したかというのが図解入りで詳しく説明してありました。心臓の穴ってのはシャロンの先天的なもので、こっから静脈を伝ってきた血栓心室をスルーして脳に行ったとのこと。ずっと疑問だったのが氷解した。
あと、イスラエルは最高権力者が職務を執行できなくなると検事総長に報告して権力を継承するのな。なんか、実際の後継指名があったんだかなかったんだかわからないうちに後継首相が決まり、倒れた首相が死んでいったどこかの国とは違って、戦時状態の国のやることは違うと思いました。
要はあれでしょ?核ボタンの受け渡しの問題でしょ?