公然活動を調査されること事態に違法性はないような

まあ、いやな感じはするけどね。しかし、この調査が部内でのものにとどまり、それが(公安関係機関以外に)漏れない(勤務先とかへの圧力にならない)、別件での証拠として使われない、転び公妨みたいな逮捕に結びつかない、のであれば、止むを得ないのではないかと思う。言論の自由表現の自由とは、社会通念上の言論・表現の範囲であれば、それを理由に国家から人権を侵害されない(例えば逮捕=自由権の侵害をされない)ということであって、まったく何もされないことを保障しているわけではないし、政治活動について調査されることを「プライバシーの侵害」だとしてしまうと、政治家を監視することが難しくなってしまう。

「社会情勢の中で、イラク派遣がどう扱われているか調べることもある」と説明。秘密保護などが目的の情報保全隊の任務として、問題視する指摘に対しては「必要な情報収集だ。違法性は一切ない」と強調した。

時事ドットコム:「隊員、家族の心配に応えるため」=市民団体調査文書で守屋防衛次官ら

      ./       ;ヽ   
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i  <いいぞ ベイべー!  
      l l''|~___;;、_y__ lミ;l  反政府分子を監視するのは情報保全隊だ!!  
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | その保全隊から情報を抜くのはよく訓練された共産党だ!!  
     ,r''i ヽ, '~rーj`c=/   
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ  
  /     ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l, ホント 権力闘争は地獄だぜ! フゥハハハーハァー  
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 l l    ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| |                   / |  
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あれか、さすが共産党、情報公開法でできない事を平然とやってのけるッ、でもいいな。

逆説的にいえば、共産党が政権をとった暁にはこの情報力で自由を侵害する分子をきっちり見張るぞ、ということなのだと思う。情報を一手に握ろうとするの統治の本質だと思うので、どんな組織であれ、権力を手にしたらこういうことをするだろうし、またしないのであればそれは統治への情熱が足りないような気がする。どこまでが許容されて、どこからが抑圧になるのかは、その瞬間その瞬間の国民のバランス感覚によるしかないかもしれない。

あとキバヤシさん並みの真実眼力を発揮しておくと、裏で糸を引いているのは共産党の危険性と自衛隊系情報組織の無能さを満天下に知らしめたい公安警察だと思います!!

悪虐なる政府は、ビックブラザーは、統和機構は、ハートマン軍曹は、ベリヤさまは、マリアさまは、すべてを見ているよ。

※追記

 同年、千葉県のJR津田沼駅で、自衛隊イラク派遣反対ビラを配ったと記録された社民党千葉県連合関係者も「公安警察に監視されていることは実感していたが、自衛隊までが…」と驚きを隠せない。「ただ戦争反対という一点で党派を超えた活動をしているだけで、嫌な感じだ」と不快感をあらわにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007060702022316.html

公安はいいのか……。

※※追追記

「市民の自由、結社の自由に公然と踏み入るものだ」との緒方氏の指摘に対し、久間防衛相は「団体が公開の場で行う集会に出掛けて事実を把握するだけで表現の自由を抑えるものでもない」と釈明した。
(略)
「写真撮影は違法だ」という指摘に「マスコミなども一般的に写真は撮っている。取材が良くて自衛隊が駄目だという法律の根拠はない。駄目なものは誰がやっても駄目だ」と述べた。陸自情報収集 防衛相「判断材料に」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

行政側としちゃそうなりますわな。

しかし、900人くらいの保全隊で300団体・人を監視すんのは無茶だろうなあ。9割がたは仕事しているアリバイ作りのとばっちりを受けてるんじゃないかという気もする。