「『巨艦巨萌主義!戦艦コスプレ娘たちの祭典だ!』を謳っていた」
イカロス出版の萌えよシリーズの後追いみたいだけど、一迅社から萌える戦艦【AA】が6日に発売になった。日本・アメリカ・イギリス・ドイツなどの第2次世界大戦の戦艦を解説する本で、戦艦のイラストと一緒に、戦艦コスプレのイラストを掲載している。
「萌える戦艦」書籍情報は『「美少女」と「戦艦」を融合させた新機軸たる『萌える戦艦』。どのあたりが融合かというと、なんと可愛い女の子たちが世界各国の戦艦のコスプレをしてしまうのです!もちろん戦艦の基礎知識や、思わず「へえ」と言ってしまうような豆知識までを掲載。初心者から「ちょっと俺はうるさいぜ」という方まで納得の一冊になっています』http://www.akibablog.net/archives/2007/07/moe-battleship-070707.html
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
これはない。
『萌えよ戦車学校』とか『はつ恋連合艦隊』とかは共感はないけどまだ理解できんのよ。史的な部分って無味乾燥になりがちだから、まあなんかフックがほしいから可愛い女の子書いてみたらいけるんじゃね?的な。
でも、個艦の情報が大事な戦艦の解説本でこれは……。写真って情報の宝庫なわけですよ。艦型図だけでは確認しにくい、戦訓改装の兵装その他が確認できるし、思わぬ僚艦が端に移ってたりするし、同型艦同士での相違点なんかも分かる。検閲で修正されているところがあればその装備は何かあれこれ考えるのは楽しいし、背景が抹消されていれば、そこがどこか考えるのも楽しい。何よりも(特に航行中の)写真には三面図からはわからないダイナミックさがある、と思う。
そういうもの全部投げ打って擬人化っていうのは大胆すぎるんじゃないかなあ。
あーでも写真を載せるより、イラストにしといたほうがコスト(金銭もさることながら言葉の壁とかも)がかからないのかも分からんね。
- 作者: ポストメディア編集部
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/07/06
- メディア: 大型本
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