港湾の荷役能力

最近ようやっと『陸戦史集〈第1〉朝鮮戦争史 国境会戦と遅滞行動 (1966年)』を手に入れて読み始めた。僕はその細かな内容について論じられるほど知識も教養もないのだが、気になった数字を一つメモ書きしておく。

米韓軍/国連軍を支えた釜山港の能力 揚搭量45000トン/日、実際に捌ける貨物量が14000トン/日

補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)』によるとこんな感じ

573 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2006/08/13(日) 21:06:37 ID:???
>>501の通り。
トリポリ=1500トン/日
ベンガジ=2700トン/日(ただし英軍の妨害のため実際には7〜800トン/日程度)
トブルク=1500トン/日(ただし英軍の妨害のため実際には600トン/日程度)

その他バルディア、メルサマトルーフ等も荷揚げができたが規模はずっと小さくまた妨害に弱かった。
以上から、北アフリカへの補給は6000トン強/日が上限。
しかも各港に分散され、大量の荷揚げができる港ほど前線から離れている。

んで、1個師団が必要とする物資は350トン/日。