『時をかける少女』を語る会

きちんとしたアニメファン・SFファンの参加者が多く、コンテといえばコンテ・ディ・カブールのことかと思うアニメに疎い僕には非常に勉強になった。劇場作品をちゃんと見るためには、TV放映の作品を適宜チェックする必要があるなあと思ったが、これはハードルが高いので何名かの畏友にもうちょっと積極的に教えを請うことで補完していこうと思った。
相変わらずイベントを上手く消化できないので、的確にまとめられないのでその辺についてはこちらを参照されたい。
http://d.hatena.ne.jp/acqua_alta/20060902/tokikake
何点か、思いついて言えなかったこと、帰ってから思いついたことなどを。

真琴のキャラクターについて
「あれだけスポーツができるなら普通は部活に入ってるよ」「文系(オタ)男子から見た理想の女の子なんじゃね?」

自分が居た高校は男子校だったけど、ゆるい高校だったので途中で部活を辞めたスポーツが得意な学生というのは結構いたのでその辺は不自然に思わなかった。大学でもそういう女性は結構いたしなあ、と思ったがあまりに個人的体験なので一般化にためらいがある。

ジャーゴンとしての「DQN」「スクールカースト
どっちも措定というより所与の言葉として扱われていて驚いた。構図、大づかみな感触を示すには便利だけれど、あんまり広く適用するとこぼれ落ちるものがありそうだなあとか。大林版も主要3名のクラスでの位置とか全然描写してないもんなあ。
キャッチボール
劇場で見終えた第一印象が「野球っていいなあ」だったほど、キャッチボールシーンが気に入ってしまったため、まあなんかその辺の話がしたかったのだけれど、自分でも上手くまとめられず、議題として発言するに至らなかった。キャッチボールといえば黒田硫黄の『茄子』にもフリーターの女の子と、若隠居を目指す男の子のモラトリアムな関係の二人組による素晴らしいキャッチボールシーンがあるけれど、キャッチボールというのはべたつかない親密さを表現するのに打ってつけなスポーツなのだと思った。『フィールド・オブ・ドリームス』もな、キャッチボールするから父親のことに思い至るわけだよな」ケビン・コスナーが。
先生
リリー・フランキーに似てた

あともうちょっと自分の中でタイムラインの整理と、キャラクターとストーリーといった物語の位相の整理を出来てから参加したら良かったなと反省しています。