『ランコントル』ジョルジュ・アルヴァニタス
もっているピアノトリオ・アルバムの中でベスト3にはいる愛聴盤。非常に端正な音楽を聞かせてくれる。どこをとっても無駄がないが、1曲目のFootprintsのテーマとベースラインとの絡め方、7曲目のBoliviaのテンポのよさ、9曲目のGoodbye Poke pie Hatのブルージーな中にもヨーロッパの香り漂うアドリブが印象的。8曲目のEast of The Sunはゲストボーカルとしてケイコ・リーが参加して明るく歯切れのよい歌声を聞かせてくれる。ジョー・チェンバースのベースソロもうまい。
『3.a.m.』/『COCKTAIL FOR THREE』のころのハードバップぶりから考えると、「これが円熟か」と思う。
- アーティスト: ジョルジュ・アルヴァニタス,ケイコ・リー,ジョー・チェンバース,アイラ・コールマン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1998/04/22
- メディア: CD
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