いまさら『イリヤの空、UFOの夏』読んだ。

今まで手を伸ばしかねていたのですが、あれこれ読んでみると避けて通れないな、と。
んで、読了して思ったのは「悪くない戦争なんじゃない?」ということで。浅羽がそこにいて、本当にそのためにイリヤが戦えるなら悪くない戦争なんじゃないかって。そんな風に思ってしまうのは、イリヤの「それまで」にあまりに無頓着ということなんだろうか。
何に書いてあったか忘れたので、僕が勝手に記憶を捏造してるのかも知れませんが、米国どっかの特殊部隊(確かデルタフォースだったと思うけど)は、隊員に積極的に結婚を勧めるらしい。なんでも既婚者の方が判断が冷静で、生還意欲が高いからだそうだ。それで無事仕事が済むなら此方はみんなハッピーだよなあと思うと「与えた側の動機の罪深さ」ってなんだろうなあとかしみじみ考えます。
自分でもなに書いてるんだか分かんなくなってきましたが。
ちなみに、僕は別段ガンダムは好きじゃないんですがどこか『ポケットの中の戦争』を連想しました。