総火演感想

2回目の総火演だったのだけれども、例によって段取りを間違え、開始直後の空自機&遠戦火力の展示を見逃す。あとはまあ、派手にドンパチやってるなあということで、あんまり代わり映えしないと言うか、通常の駐屯地祭などで展示できない「火力」を見せる演習なのでそうそう変化は付けられないのだと思います。相変わらず戦車砲の轟音はすごく、初めて来た人は非常に驚いたのではないかと思うのですが、僕の席の廻りにいる子供たちが意外とけろっとした顔をしているのが印象的でした。なんにでも馴れるな、子供は。この21世紀の御代に64式MATが見れて感激したとか、最近は多用途ヘリにUH-60Jが加わったので、航空統制が大変なのではなかろうかとか、そんなことを考えながらみていました。
装備品展示ではマニアが(含む俺)こぞって96式多目的誘導弾システムのジャッキ部分をのぞき込んでいるのがおもしろかった。そういえば、なぜか今回は高射特科の装備の展示がなく、首を傾げたのですが、なんか理由があるのでしょうか?あとは重装輪回収車は展示がなく、その辺に待機していないものかとも思ったのですが見当たりませんでした。まだまだ数が少ないんだろうなあ。
今回の装火演で一番気になったのは、なんと言っても会場まで接続の悪さで、シャトルバスに乗るためにかなり並びました。確かに「混むので9時前に来い」というようなことがパンフレットには書いてあるので行きは仕方ないとして、帰り。装備品展示が始まってから割とすぐという谷間のタイミングで並んだのですが、炎天下、1時間ほどバスを待つことになりました。天幕を張るスペースが少しあってもいいんじゃないかなあ。僕は日焼けがヒリヒリするくらいのことで済みましたが、お年寄りや子供も結構いたし……。

なお、戦車砲の轟音から耳を守るにはインナーイヤー式イヤホンが簡単で最適だと思いました。